不動産の日アンケート調査結果 その1

2017年01月14日

毎年9月23日の「不動産の日」に合わせ、全国宅地建物取引業協会連合会、全国宅地建物取引業保証協会が実施しているアンケート調査があるのですが、その結果が先日発表されましたので、その結果と個人的な感想を記したいと思います。全部の項目をいっぺんにやるとお祭り騒ぎになるので、何回かに分けていきたいと思います。


◆「不動産は買い時ですか?」
・「買い時だと思う」24.9%(前年度比+9.7ポイント)
・「買い時だと思わない」22.3%(前年度比-1.0ポイント)
・「分からない」52.8%(前年度比-8.7ポイント)


公式なアナウンスでは

"「分からない」が最も高く、「買い時だと思う」は全体の約25%となっている。2015年度と比較して2016年度は、「買い時だと思う」が9.7ポイント上昇で大幅に増加、「買い時だと思わない」が1.0ポイント下降。どの年代層も「買い時だと思う」が大幅に上昇していることから、全体的に「買い時感」が増しているといえる。"

ということなんですが・・・

公開されている2008年からの「買い時だと思う」の比率を見てみると

2008年 22.8%
2009年 30.9%
2010年 31.5%
2011年 24.4%
2012年 24.2%
2013年 28.6%
2014年 18.3%
2015年 15.2%
2016年 24.9%

「増している」って言えばそうなんでしょうが、「例年と同じような感じになった」という方が正確かもしれない。

この数字が実際の市況に対してどのように影響したかのか?日本全体ではなく延岡市というミクロの視点で見たらどうなんだ?というような分析は必要なのでしょうけど、それはまた別の機会に・・・(ものすごく時間かかりそう)


◆「不動産が買い時だと思う理由は?」TOP3
・「住宅ローン減税など税制優遇が実施されているから」 38.7%
・「住宅ローンの金利が上昇しそうなので・今の金利が低いので」 29.7%
・「消費税率が上がる前だから」 16.0%

◆「不動産が買い時だと思わない理由は?」TOP3
・「自分の収入が不安定または減少しているから」 40.6%
・「不動産価格が下落しそうだから」 28.5%
・「地震などの天災が心配だから」 12.9%

は~毎年おんなじような感じですね。この辺りは申し訳程度の質問事項なのかなぁ。

さて、次回は永遠のテーマである「持家派」?「賃貸派」?について分析です。


■ 調 査 期 間 :2016年9月11日(日)~10月31日(月)
■ 調 査 方 法 :全宅連・全宅保証ホームページにて、インターネットによるアンケート調査(URL http://www.zentaku.or.jp/)
■ 調 査 対 象 :地域 日本国内全地域在住の方
:年齢 20歳以上
:性別 男女
■ 有効回答者数 :14,011件(宮崎県は115件)

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不動産売買担当:津隈貴大

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