2004年築のアパートの賃料が1,000円

2017年08月24日

何かのネタか心理的瑕疵物件(自殺や火災などがあった物件)と思ったのですが、どうやら本当のようです。

http://www.fudousan.or.jp/system/?act=d&type=31&pref=44&stype=d&city[]=44210&n=20&p=1&v=on&s=&bid=00736815&org=ZN

a.png

場所は隣県大分の杵築市。延岡から車で約2時間で行けます。

共益費・水道代・駐車場を含めると月額8,700円ですが、それでも破格の賃料だと思います。

なぜこの賃料設定になったのでしょうか?

どうやらこのアパートは、キャノン大分工場の派遣社員用のアパートとして作られたようですが、リーマンショック(2008年)による派遣切りの影響をモロに受けたようです。

当時「大企業(操業開始:2005年1月5日)が来るから儲かりますよ」みたいな営業がまかり通っていたのだと思います。

世の中の需要を読むことはそう簡単ではありませんし、リーマンショックのようなことは相当研究していないと読めないと思います。

しかしちょっとやりすぎだな、アパート作りすぎだな、これ以上作ったら大丈夫かなと考えることはできると思います。

その場しのぎのお金儲けに走らないよう、先を見据えたご提案をしていきたいと改めて感じた案件でした。

売買担当:津隈貴大

コメント(0)

■コメントする

月別アーカイブ

このページの先頭へ戻る